ブログ・記事

catch-img

コロナ禍の働き方と求められるリテラシー

コロナ禍では、これまでの働き方やコミュニケーションなどの常識が覆されたという方も多いのではないでしょうか。伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)に籍を置く54歳ITおじさんもその一人。

ITおじさんによるブログ第一弾は「コロナ禍の働き方」についてです。

コロナ禍によって考えさせられる毎日。そんな中、気づかされたことを語ります。


目次[非表示]

  1. 1.54歳ITおじさんが考える「働き方」
  2. 2.向上が必要な3つのリテラシー
    1. 2.1.①ITリテラシー
    2. 2.2.②コミュニケーションリテラシー
    3. 2.3.③健康リテラシー
  3. 3.最後に
  4. 4.コロナ禍のテレワーク問題を解決するITソリューション


54歳ITおじさんが考える「働き方」

2019年より世界的な広がりを見せているコロナの流行は、戦後20余年で生まれた小生にとって、1970年代に発生したオイルショックに続く大きな社会現象として記憶されることとなった。

オイルショックは産油国が連携して原油価格を吊り上げたことにより、激しいインフレや買い占めを起こした社会現象である。世の中の化石燃料がいよいよ底をつくとの危機感が騒動を助長させ、一般家庭においても市中のスーパー、百貨店にトイレットペーパーを求めて押し寄せたものだ。小生も「おひとり様1点限り」の購買要員として訳も分からず引っ張りだされる毎日であったと記憶している。

1980年代に入ってからは、省エネという言葉が喧しいなか、人間が努力して少しでもエネルギーを有効活用しようと動き出した時代であった。

今回は昭和回顧録を語る回ではないためこのあたりにしておくが、人類は眼前の困難を英知を持って克服してきた歴史がある。医学でいえば抗生物質の発見が近代医学の発展に大きく寄与したことは記憶に新しい。山中教授のiPS細胞は新型コロナウイルスの感染を抑える薬剤を見つけられるのだとか。

さて、そのコロナ感染。先日ある健保のセミナーで“健幸(※健康ではない)”に関する外部セミナーがあり、小生も参加した。セミナー内容とともに人生後半戦に突入した小生なりの働き方に関する考えを述べてみたい。



向上が必要な3つのリテラシー

コロナ感染は丙午(ひのえうま)生まれの小生にとっては初めての経験。前述のとおりオイルショック以来の大きな社会現象にインパクトを受けた。

思えば丙午の世代は、世間から何かと「得な世代」といわれ続けてきた。
受験に有利?いえいえ。就職に有利。それはバブル期であったから否定はしません。ただし、得をほんの少し味わえた世代であることも事実である。

接待、ゴルフ、海外出張と今考えるとサラリーマンのお付き合いのたしなみとして諸先輩方からお作法を教わってきた。ビジネスはそこから生まれるもの、そういう世の中で育った。

コロナ禍では、「飲めないと仕事ができない」。対人第一主義の崩壊が現実となったのである。


①ITリテラシー

まずIT関連。

幸い小生はIT業界に身を置く者として、ITリテラシーは中位を保つところにいるかと安堵している。PCやタブレット、スマホ等大半のことは独りでできるがデジタル世代の若者に教わることもままある。

しかしここにコロナが襲った。自宅待機やテレワークに順次切り替わる。「ちょっと聞く」といったことができなくなった。

テレビ会議をするときも、Zoom、Teams、WebEx等々、相手の活用しているアプリに合わせなければならない。しかも、各アプリにもお作法がある。

ID、パスワードの嵐、そしてそれらを忘れた場合、無限大の確認ループに陥る。SNSも私用と違い、「親しき仲にも礼儀あり」だ。時間勝負の連絡が多く、気づいたらSNSに縛られている自分がいる。

テレワークは相手が見えない孤独の仕事。一抹の不安からか、部下からひっきりなしにメール、SNS、電話が来る。瞬時に集中の糸を切られる電話は好きではない。とはいえ重要なことゆえ電話してくるのだろうと相手のことを考え、自身を宥める。

IT業界に身を置く者として、ITリテラシーは当たり前。自身の自助力が足りないことをコロナ禍は教えてくれた。


②コミュニケーションリテラシー

次に、コミュニケーション。メールによるコミュニケーションミス、思い違いは誰にも経験があると思う。自分の意思と相手の受け止め方に違いが生じることを経験してきたが、その修正も対面があったからこそ可能であり、対面とメールの共存関係が今までのコミュニケーションを支えてきた。

更に業後の課外活動が重要な潤滑油(実際にはアルコール)になり、なんとなくお互いの連帯感を感じることができた。

コロナ禍になりこれらの活動が分断され、コミュニケーションにもほつれが見え始めた。

相手が見えない不安と、コミュニケーションのタイムラグからくるイライラ、気づくと自分本位になっている。

コミュニケーション能力といわれるものには、相手に伝えること、聴く力を持つこと、すなわち「伝達力」「傾聴力」と、人に伝える「伝え方」がある。伝え方には実に多くの教材が世の中に溢れているが、傾聴力はどうだろうか。

「聴くこと=要点を押さえる」というテクニックはそこそこあるものの、聴き方について教えるものは少ない。せいぜい相手に合わせてうなずくとか同調する、そんなものだろう。

ではその聴き方にバリエーションはあるだろうか。

伝え方に対して、聴き方についての引き出しのなさをこのコロナ禍で思い知った。あるWebinarで講演者が話した、「やさしく話す、あたたかく聴く」が印象に残った。とおり一辺倒の聴き方しか持っていない自分に気づいた。だれもが不安な世の中である。

見えない相手に対して、もしくはテレビ会議を通じて「やさしく話す、あたたかく聴く」。これはなかなか難しい。

しかし、これからの世の中、コミュニケーションリテラシーも更に上げていかなくてはならないと思った次第である。潤滑油(アルコール)に頼らないスキルである。


③健康リテラシー

最後に健康。

テレワークの日々が続くと、当然のごとく運動量が減る。小生も通勤で1日約8,000歩あった徒歩数が、テレワークにより激減した。そこに追い打ちをかけたのが食事である。

自宅で仕事をしていると、少しの空腹でもいともたやすく食物を口にすることができる。

更に、テレビ会議は昼休憩を蝕むこともいとわない。午後の予定に遅れないよう、当然のように短時間で済ませられる食事に偏ることとなり、麺類をはじめとした炭水化物系中心の食事となる。一時は3キロの体重増加を許してしまった。

これではいけないとひたすら減量に関心を持つことになる。食物繊維が良いと摂ってみたり筋トレを始めてみたりと、ひたすら元の体重に戻そうとするのは、「人に身体を見てもらいたい」という一部の趣味を除けば「健康でありたい」という願望からくるものである。

コロナ禍はこの健康に関しても自身の健康を考えなおす機会を与えたのではないかと思う。

小生は、身体を動かすことは好きであるが、それがスポーツに結びつかないため近所に畑を借り、家庭菜園を始めた。自分で作った野菜たちは誠に美味しく、密も避けられ、適度な疲れをともなう格好な運動機会となった。

菜園利用者はそのほとんどがリタイヤ組であるが、異世代のコミュニケーションが生まれた。テレワークの恩恵でほぼ毎日畑に向かうことができる環境になったことで、新しい日課が増えることとなったのである。



最後に

50代といえば、サラリーマン人生も終焉に近い年齢である。

ぼちぼち第二の人生を考えようかと考えていた最中にコロナの流行が襲ったわけであるが、この世の中での働き方を考えると、IT、コミュニケーション、健康の 3つのリテラシーを高める必要性を感じた次第である。

米国では生きるために80代のお年寄りがスマホを使いこなしUberで移動手段を確保。

中国ではスマホで預金決済は当たり前、その背景には山2つを越えないとATMがない環境があった。

日本はタクシーのない僻地はないし、ATMもたいてい近くにある。

コロナ禍により必要に迫ったIT化は時に人類のリテラシーをも高める効果を生み出す。自治体のワクチン接種予約にQRコード読み取りが必要とあらば、自らマスターせねばならないのである。知らなかったら取り残される。

対面の接触が制限され、SNSをはじめとするコミュニケーションツールは充実度を増してはいるが、使う人間の能力がアップデートされていないと、ミスコミュニケーションの洪水と化す。

そして、自身の健康。健康なくしていい仕事はできない。コロナ感染に対する正確な知識と理解、自らの健康維持に対する知識を高めること。これら3つのリテラシーが今の世の中に必要なことではないかと考える今日この頃である。



コロナ禍のテレワーク問題を解決するITソリューション

オールインワン電子ホワイトボード IdeaHub


相手を「見て」話せる。直接「書いて」伝えられる。リアルタイムで「うなずいて」同調を示せる。

CTCでは、テレワークのコミュニケーション課題解決を助けるITソリューションを提供しています。IdeaHubは、大画面にパソコンの画面を映し出し、操作や書き込みができる電子ホワイトボードです。会議に必要なさまざまな機器をたった一つに統合しており、品質の高いリモート会議も可能。遠隔地からのバーチャルなコミュニケーションを実現して、顔が見えないことによる不安やトラブルを解消します。

ワクチン接種も進み徐々に出社する社員が増えてきています。オフィスに出社している社員が会議室のIdeaHubを起動し、テレワーク中の社員と会議を行うといったシチュエーションもまだまだありそうです。コロナ禍におけるコミュニケーションにお悩みならぜひ一度ご検討ください。


ITでお困りなことがありましたら お気軽にご相談ください