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どうしたら良いの? 情報システム部門におけるマルチクラウド化への流れと課題

コロナの収束がまだ見通せず、コロナ収束後もコロナ前のビジネス環境に戻るとの想定が難しい中、ビジネス変革役のキー部門である今日の情報システム部門には、スピードの向上と柔軟性とが強く求められている。その中で、いかに経営層や各事業部門の要求に迅速に応え、効率/効果的なインフラを提供できるかが今後の会社の成長を支えると言っても過言ではない。
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目次[非表示]

  1. 1.守りのIT/攻めのITの両側面でのインフラ対応の必要性
    1. 1.1.クラウド移行への流れとオンプレミスの関係性
    2. 1.2.オンプレミスにおける課題
  2. 2.オンプレミスにおける課題を解決する『Cisco and Hitachi AdaptiveSolutions』
    1. 2.1.迅速なインフラ構築による効果
    2. 2.2.マルチクラウド/オンプレ含めたハイブリッドで効果を発揮する統合管理
  3. 3.実際の導入/活用事例についてのユースケース
  4. 4.まとめ

守りのIT/攻めのITの両側面でのインフラ対応の必要性

具体的には、「基幹業務へのBCPへの対応≒守りのIT」もさることながら、DX等のバズワードによる「顧客行動の変化への対応と収益向上≒攻めのIT」のニーズもコロナ禍で加速しているという一面もあるだろう。特にDXビジネスを加速させるために今後、より多くのアプリ/より多くの接続対象だけでなく、関連部門、関連担当との連携等対応領域等が増えていき「DevOps」など素早く新しい構築モデルを策定する手法が注目されていく中、それを効果的に実現させるためのITインフラはどうあるべきであろうか?「全てクラウドへ移行せよ!」との無理ある上からの指示は多くないとは思うが、とは言ってもハイブリッド/マルチクラウドの活用がキーポイントとなっていくであろう。

クラウド移行への流れとオンプレミスの関係性

企業のITシステム全体に占めるパブリッククラウドの割合は増加傾向にあり、マルチクラウド化も進んでいるが、オンプレミス環境が完全になくなるわけではない。基幹システムや業務システムであるERPやCRMなど、企業の中で大部分を占めるアプリケーションやデータはSoR(System of Records)として位置づけられ、これらのアプリケーションやデータは設計や運用において、正確性、信頼性、安定性が重視され特にアプリケーションの依存性があるためにパブリッククラウドへの移行は容易ではなく、これらのシステムがオンプレミスに残る場合が多いからだ。要するに、オンプレミス含めたハイブリッドクラウド/マルチクラウドの活用を視野に入れた検討が今後重要になってくると考えられる。

オンプレミスにおける課題

ただ、オンプレミスでのシステムの基盤となるインフラの構築には、最低でも数週間を要するのが一般的と言われ、「多くの労力と時間が必要」という点が課題として挙がることが多い。また、マルチクラウド/ハイブリッドインフラの実現においては、複雑化するインフラとシステム環境を管理する必要があり、この点もまた、課題として挙がることが多い。「煩雑なインフラの構築・管理に忙殺され、戦略的なIT活用に向け時間も人も費やす余裕がない」という意見の多い情報システム部門にとって、上記2点は大きな課題となる。

オンプレミスにおける課題を解決する『Cisco and Hitachi AdaptiveSolutions』

シスコと日立は、この相反する「期待と現実」を解決するソリューションとして高性能なサーバーやイーサネット・ファブリックで構成される「Cisco Unified Computing System」(以下、Cisco UCS)と、日立のストレージファミリーを組み合わせた“事前検証済み”の統合プラットフォームである『Cisco and Hitachi Adaptive Solutions』を提案している。

迅速なインフラ構築による効果

Cisco and Hitachi Adaptive Solutionsは仮想化基盤を提供する「Cisco and Hitachi Adaptive Solutions for Converged Infrastructure」。他社が提供する事前検証済みのインフラでは、構築ガイドラインが単一であることがほとんどだろう。しかし、実際はシステムの要件やサイジングによって、手順通りにいかないことも多々ある。その点、Cisco and Hitachi Adaptive Solutionsは用途やワークロードにあったデザインをCVD(Cisco Validated Design*Ciscoの事前検証済みデザイン)にて提供することで、システム運用現場の負担を軽減し、スピード向上を可能にすることで、個別に機器を調達する場合に比べて構築期間は約1/7、人的な作業負荷も含めたプロジェクト全体の工数は1/10程度に短縮可能になったと導入ユーザに評価されている。

マルチクラウド/オンプレ含めたハイブリッドで効果を発揮する統合管理

オンプレミスでの活躍が可能なインフラソリューションではあるが、もちろんメリットはそれだけではない。そもそもマルチクラウド/ハイブリッドインフラの実現において情報システム部門での大きな課題となる複雑化したインフラ管理に対し、効果を発揮してくるのがSaaS型ハイブリッドクラウド運用管理プラットフォーム「Cisco Intersight」ソリューションである。オンプレミスのコンピューティングリソースをクラウドから一元管理できるだけなく物理・仮想環境の管理に加えコンテナ化への対応やパブリッククラウドとの連携にも対応。ハイブリッドクラウド環境を対象にワークロードを自動的に分析・ガイド・リソース変更を行うことでコスト最適化が可能となる。またAPI活用によりコンピューティングおよびネットワークも含めたインフラストラクチャのコード化(IaC: Infrastructure as Code)にも対応する。

実際の導入/活用事例についてのユースケース

導入事例としては、サービスを顧客に提供する企業などが多様なシステムを集約し、リソース利用効率の向上と運用工数削減を図るマルチテナント化の実現での採用である。もちろん一般企業でも、汎用の仮想化基盤として様々な用途に活用可能なので統合プラットフォームによるプライベートクラウドを核に、マルチクラウド化を加速するための基盤としても導入頂くケースが多い。

まとめ

改めて、このコロナ禍において新事業を迅速且つ効率的に立ち上げる必要性に迫られている企業も多いだろう。もしくは、高度なデータ分析基盤を提供し、効果的にビジネスを進めていく流れも今後必然となってくる。

それ故に現場部門を支援する情報システム部門への期待は高まるばかりだが、それに応えていく上で、Cisco and Hitachi Adaptive Solutionsは切り札の1つになるだろう。

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